製造工程

鋳造

3種類の鋳造法

鋳造とは
原料であるアルミニウムの地金を溶解し添加金属を配合・調整したものを、鋳造機で円柱形のビレットに仕上げることです。お客さまの要望に合わせた合金を製作いたします。住宅・ビル用サッシ、インテリア製品、アルミホイールなど、ビレットからアルミ製品となって多くの分野で活用されています。

原料

アルミニウム地金は複数の国から輸入しています。製品加工時に発生したアルミ片や、市場からのスクラップも有効に再生活用しています。

溶解・保持・成分調整

3種類の鋳造法

3種類の鋳造法

3種類の鋳造法で、高品質なビレットを生産
合金種や用途に合わせ3種類の鋳造法を使用しています。中でも当社が開発した断熱鋳型式鋳造法(TG-bar®)は表面から内部まで均質な内部組織を持つ超高品質ビレットを生産できることで高い評価を受けています。

3種類の鋳造法

溶解・保持・成分調整

溶解・保持・成分調整

原料を溶解炉で約780℃で溶解します。溶解後保持炉に移し、合金種に応じてマグネシウムや金属ケイ素などを添加し成分を調整します。その後、溶湯中に含まれる水素ガスを除去します。

鋳造

溶湯中の残留水素ガスを再度除去し、厳密な成分分析を行った後、鋳造機で円柱形のビレットに仕上げ、内部の成分を均質にします。

鋳造

均質化処理

均質化処理

常温に冷やされたビレットを高品質熱処理の連続式均質炉やバッチ式均質炉で再加熱し、凝固時に起こるミクロ偏析を解消します。

品質検査

品質検査

溶解から切断・梱包の各工程で、厳密な検査を実施し、高品質のビレットの製作に努めています。

切断・梱包・出荷

切断・梱包・出荷

長尺・中尺・短尺・スライスなどお客様の要望に合わせて、ビレットを切断・梱包して出荷します。

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