技術採用事例

高真円度形材

電機・機械産業や自動車産業分野で使用される様々な部品において、軽量化・リサイクル性・成形性が良いなどの理由により、アルミニウム押出形材が使用されています。

これらの押出形材の寸法公差は、通常、JIS普通級やJIS特殊級として素材供給され、その後、部品としての機能を果たすため、切削・研磨等の機械加工を施し、寸法精度が高められます。

当社では、これら機械部品において、コスト面・品質面での競争力を高めるため、各種要求精度を機械加工不要とするまで、押出形材の寸法精度を高めました。

高真円度押出形材は、従来、押出形材としては難しいとされていたホロー内の寸法公差(真円度)を、長年蓄積された当社の金型技術及び押出条件をコントロールすることにより、真円度:50〜100ミクロンメーター以下(JIS 特殊級の約1/6)の製造を可能としました。

*上記の真円度は、形材形状により異なる場合が有ります。

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